人形劇の図書館コレクション展
「現代人形劇の100年」
西宮神社はえびす信仰で知られていますが、境内には「百太夫社」があり、百太夫は傀儡師で、人形遣いの神様といえ、人形芝居の祖といえます。その流れの先にある「現代人形劇の100年」の展示は、西宮神社に深いかかわりがあるのです。
1923年に「子どものための人形劇」(教育の人形劇)と、モダニズムの影響から「新興芸術の人形劇」の二つが、奇しくも同じ年にはじまり、後にこの二つが重なり「現代人形劇」と呼ばれるようになり、100年となるのです。
人形劇の図書館の貴重な資料から、一般の方々にも興味を持ってもらえるよう、人形、ポスター、絵本などから選んだ60点の展示は、人形劇が演じる・観るだけではない楽しみ方もあることを知っていただければさいわいです。
また「現代人形劇100年」は、シンポジウム、研究発表、展示などの企画が、東京、大阪、京都、横浜などでも予定されています。
人形劇の図書館は、13000冊の蔵書と、数万点の資料を収蔵している、日本で唯一の人形劇の専門図書館です。
・開 期 2023年1月15日(日)~3月30日(木)
9:00 ~ 16:00
・会 場 西宮神社社務所1階 えびす信仰資料展示室
〒662-0974 兵庫県西宮市社家町1-17
・料 金 無料
・主催 西宮神社
・企画・運営 人形劇の図書館・人形芝居えびす座
・協賛 日本人形玩具学会
・公式ウェブサイトアドレス